2006年11月27日

β版と投資リスク

another aspects from txk - mixiはいつまでβ版なのか

ただしそれはあくまで現状認識の正確性を前提とする。すなわち、そんな「β版でもいいじゃない」という風向きも、すぐ変わる可能性があるのだ。特に個別企業に焦点を絞れば、「そんな設備投資や研究開発の無計画さでは投資できない」とか、「プロモーション活動に使いたかったが、事業リスクが大きすぎて利用できない」といった批判にさらされる可能性はある。というより、実際すでにその批判は一部で生じはじめている(事業者にそう思わせるだけの現象を伴いつつ)。

だとしたら、たとえばwebサービスやCGMを活用してして何らかの事業活動を行おうとする事業者は、そういう条件やパラダイムを理解した上でそこに参加しなければならない。そういう視点が欠如していると、サプライチェーン設計がうまくいかず、業務のどこかで何らかの齟齬を来す。そしてたとえば現象として「炎上」を招いたり、また「鎮火」もできず母屋が全焼する。少なくともそういった事業リスクを大きくするだろう。


確かにこういうリスクは考えうるもので、ではmixiの責任だ、と言おうとしても、「まだβですから」と簡単に逃げられるというのはあると思う。
もっと言えば、SNSでのマーケティングなんて、まだα版ですらないですよと。
ただ、そんなところにこそ今までにはない斬新な手法が生まれる可能性があるんだろうな。
タグ:mixi
posted by rawwell at 19:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月26日

"mixi2.0"について

「mixiの画像ファイルは1日に23Gバイトずつ増える」---バタラ・ケスマCTO:ITpro

バタラCTOによるとmixi内の画像ファイルは2種類に分かれる。つまり,(1)プロフィールの写真やコミュニティのロゴのように頻繁にアクセスされる画像と,(2)日記やアルバムの写真のようにアクセス頻度の少ないものだ。(1)はファイル数が少なく,サイズも合計で数百Gバイトしかないのに対し,(2)はファイル数が多く,合計で数Tバイトに及ぶという特徴がある。


another aspects from txk - mixiが超えるべき壁

そこで私は、mixiが株式公開で得た資金を、Web2.0的アプローチを実現するシステム開発と運用のために投入するのではないか、と考えている。つまり"mixi2.0"である。それらが事業機会の拡大に資することは間違いないし、それは株主にとっても意味のあることだ。具体的には、(2)のデータの流通向上を目的とし、スケーラビリティを有したDBの構築、検索機能の拡充、メタデータ生成(タギング)システムの検討、ユーザインタフェースの改善、などが考えられよう。


flickr的に画像データをやり取りしたいのであれば、当然"スケーラビリティを有したDB"は必須であり、これに"検索機能の拡充"も付随するだろう。
これらはシステムのインフラ的な要素が強い。
「Web2.0的なアプローチ」とはどちらかというと、"タギング"や、"ユーザインタフェース"のことをさすのだろうが、これについてはまだ、技術として一般に浸透していないと思われる。
これが今後数ヶ月レベルで一般化するのであれば、当然取り入れるべきだろうが、そういう流れになるというのははっきりと言えないと思う。
つまり、資金を投入してもそれなりのリターンが得られるかどうか、慎重に考える必要性が出てくるのではないか。

一点気になるのは、"mixi2.0"が果たして既存のmixiユーザにとって本当に求められているサービスの展開なのか、ということだ。正直なところ各ユーザがどのようにmixiを利用し、全体としてどういった傾向があるのかは分からないのだが、少なくとも私自身の実感としては、前述のとおり「閉じている」ことがmixiの特徴であり、blogやyoutubeに対する一種の競争優位性であると感じることがある。すなわち、"mixi2.0"はそれを失わせてしまうのではないか、という懸念だ。

ただ、そのアプローチ自体に、異を唱えるつもりはない。むしろそれを彼らがどう克服していくのかは非常に興味深い。もし彼らが何らかの方法でその克服を成し遂げたとしたら、それは携帯電話のデータ通信や各社のメッセンジャーサービスなどの顧客の囲い込みによって成立していたサービスを「開いていく」方法としても有効だと期待されるからだ。あるいはひょっとすると、いわゆる「通信と放送の融合」を解く上での一つのヒントになるかもしれない。


ただ、mixiにおける放送というと難しいと思う。それはおそらく直接的にせよ、間接的にせよ、mixiに大量のCMが流れ込むことを意味すると思うからである。
タグ:mixi Web2.0
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2006年11月23日

SNSとブログにみる雰囲気の違い

北の大地から送る物欲日記

言いたいことを言いたいように言える場って、匿名性が保たれたような場所か、完全にクローズドな場所でなくてはならなくて、前者だと2chがあるけれども、匿名であれば何を書いてもいいんだと解釈する人々が多いが故に弊害も大きい。完全にクローズドな場所で知り合いだけでやりとりするってのは、あるコミュニティでのやりとりの場合には有効だけれども、それを簡単に実現する手段が今のところはあまり存在していません。mixiみたいな巨大な会員数を誇るSNSって方向もありそうだけど、それはどこか一つが大きければよくて、それ以外のSNSでは逆に少数人数のコミュニティにクローズドなネット空間を提供するって方向性もありそうです。


これからはSNSもすみわけみたいになって、とりあえずみんなmixiに入っていて、
他のサービスも併用すればいいという流れになるかも。

じゃ、例えば、見せる相手をうまくコントロールできればうまく行くのかっていうと、いちいち書く内容によって見るのを許可するなんて面倒な指定、システム的に可能であったとしてもあまり使う気はしません。表面上のコミュニケーションになりがちってのが、mixiのようなSNSでの限界なのかもしれません。


なるほど、エントリごとにアクセス制限を指定するのは確かに面倒になりそうだなぁ。
mixiはあまりにも一般化しすぎて、ディープなことがかけないということかもしれない。

あと、ブログは書いているブロガー主体な場所であるってのも、自由に書けるって雰囲気を作り出す要因な気も。まず知り合い(マイミクシィ)との関係ありきなmixiは、とにかくその関係を壊すような行動は煙たがられるって雰囲気ですから。


つまり、mixiにおいては、変なことを書こうものなら、
ブログを読みに来ている知り合いの知り合いに嫌な思いをさせてしまうことになるんだなあ。
タグ:SNS mixi ブログ
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2006年11月20日

mixiをGREEが逆転するか

キャズムを超えろ! - mixiをGREEが逆転するか!? 鍵を握るのは「招待制」とマーケティング手法の関係

いきなり最終結論から話をすると、招待制サービスは宣伝広告が大変難しいので劇的な加入者数増加は期待できないが、EZ GREEは招待制ではないことを発表したため、急速なサービスの立ち上げと劇的な会員数となる可能性を秘めているんじゃぁないか、もしかするともしかして、1年少々でmixiをGREEが会員数において逆転、なんてシナリオもあるんじゃないかってぇ話。


いきなり結論がアツい!!!

非招待制SNSに対して『招待制じゃないとコミュニティの質が下がってロクなメディアにならないよ』という指摘はもっともだが、GREEはこの点を「携帯電話顧客管理台帳」という強力なユーザー認証手段で回避した。回避したというよりむしろ、招待制以上の安全性を確保したと言えるかもしれない。KDDIからの増資を引き受けた田中社長の胸のうちが見てとれる。これで前述した招待制SNSにおける1つ目のアドバンテージが消滅する。


そういう思惑だったのか。

とまぁそんなわけで、EZWebのトップやTV-CMで、仲間幸紀恵が「EZ GREEでトモダチ作ろう!」なんて言い出した日にゃぁ、mixiの会員数をあっという間にGREEが追い抜いてしまうかもしれないなぁと思った次第。プロモーション費用にどれだけのコストを投入できるか否かという理論じゃぁなく、SNSの特性としてmixiにはこういったプロモーションができない状況にいる、時代の流れに鋭敏に反応できないサービス仕様なんですよ、という点を強調しておきたい。

mixiは先行者であるという最大の強みをどう活用してこれらの課題に対処してくるのか、今から楽しみである。SoftBankのYahooDaysも気になるし、一切CGM方面での動きを見せないDoCoMoがどう出るかも要注目であり、目が離せない分野となりそうだ。


YahooDaysは確かに気になるなぁ。
My Yahoo!とのインテグレーションとか。
タグ:SNS mixi yahoo
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2006年11月16日

“音楽でつながる”

ITmedia News:400万人突破のmixi “音楽でつながる”の可能性
mixiユーザーには音楽好きが多く、全コミュニティの10.3%が音楽関係。メジャーなミュージシャンだけでなく、マイナーなミュージシャンのコミュニティも濃く盛り上がる傾向があるという。「音楽はコミュニケーションのハブになる」――同社はそう確信し、音楽を通じて他のユーザーとコミュニケーションできる新機能を長く検討してきた。


ほえー。ミクサー=音楽好きなんですね。
その中でiTunesはどの程度認知されてるんだろうか?
タグ:mixi 音楽
posted by rawwell at 08:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

クリティカルマスって?

ITmedia News:SNSやブログ、「勝ち組・負け組」の分かれ目は

mixiが過去に発表したデーターからクリティカルマスを推測してみましょう。

 2004年7月26日から11月25日までの増加率が最も高く、会員数15万人あたりからネットワーク外部性が強く発生しているように見え、ここでクリティカルマスに達しているようです。

 その他のSNSでも会員数15万人を超えるものはありますが、mixiが15万人あたりでクリティカルマスに達したのは、先に述べたいくつかの重要な要素が、他のSNSよりも少しだけ優れていた結果だと思われます。


このデータ面白い。
Morton Grodzinsの言うtipping pointのことですね。

タグ:mixi
posted by rawwell at 17:29 | Comment(0) | TrackBack(1) | SNS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月11日

果たしてSNSは「マス」なのか?

ミクシィ、ウラヤマシィ (Web2.0(笑)の広告学):NBonline(日経ビジネス オンライン)

ミクシィ内で展開すれば面白いと思う数多くのサービスの中でも「就職紹介」「結婚紹介」は有望だと思います。なぜなら「その人が誰とつながっているか」は、推薦状や履歴書、釣書としての機能も果たすからです。特に就職紹介に関しては、株式会社ミクシィのもうひとつの柱の事業が「Find! Job」という求人サイトであることからも、今後両者を掛け合わせた展開は十分に予想されます。いずれにしても、人と人がリアルにつながる場からのビジネスの可能性が多岐にわたることは間違いありません。


mixiで結婚紹介ねぇ。
外国のことわざで「男を知るにはそいつの知り合いを知ればよい。」
というのがあるがはたして、、


テレビや新聞に代表される従来のマス媒体は、1つの発信者に対して多数の受け手という仕組みです。そして企業が多くの消費者にリーチしたい時、マス媒体に「広告」を出せば達成できる。これこそ「マスのパワー」だったわけですが、この文脈でミクシィのようなSNSは「マス」なのかと言えば、ちょっと違う気がします。同時に、570万人という会員数を持ち、今後もまだまだこの数が増えていくことが予測される中で、マスではないと言い切るのにも躊躇してしまいます。これまでのテレビや新聞のような、圧倒的なリーチパワーとしての「マス媒体」とは何かが決定的に違う、(それはどちらが良いとか悪いとかではなく)、新しいマスの出現とでも言いましょうか。


「サブ」マスなのではないだろうか。
地上波と対比するCS放送みたいな。

ものすごく頭の悪そうな例えで恐縮ですが、従来型のマス広告、とりわけテレビを使ったCMの広がり方が「ドーン!バーン!」という音だとすると、SNSは「ジワ〜」という感じです。「ドーン!バーン」は不発に終わると砂漠に撒いた水のように早々と静かになってしまい、「ジワ〜」はいったん広がりだすとやがて大音量の共鳴を引き起こす。この違いは何なのか?


こういう頭の悪そうな例えはマジで好き。最高。
posted by rawwell at 15:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

閉空間の騒動がニュースに

ITmedia News:「mixiの裏技」でパニック バグ悪用でデマ出回る

だが、掲示板上にも悪質なユーザーが出現。修正法と称して、コマンドプロンプトからCドライブをフォーマットする方法や、ドライブ内の全ファイルを削除する方法などを紹介する悪質な書き込みや、ブラウザクラッシャーやトロイの木馬のURLを「対策ページ」として貼り付けるなどのケースもあった。


ブラクラ、ウィルスくらいならいいけど、
Cドライブのフォーマットは悪質すぎるなぁ。
タグ:mixi
posted by rawwell at 14:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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