2010年01月14日

Googleが中国から撤退も、検閲に加えて人権活動家のGmailアカウントに大規模な攻撃が発覚

ニュースの時系列まとめ。

天安門事件の「戦車の男」、中国で閲覧可能に グーグルの検閲中止受け 国際ニュース : AFPBB News

1989年の天安門(Tiananmen)事件で戦車の列に1人で立ち向かう男をとらえた有名な写真「Tank Man(戦車の男)」が13日、米インターネット大手グーグル(Google)が中国当局の検閲を受け入れない方針を発表した数時間後に、検索サイト「Google.cn」から閲覧可能になった。中国当局は国内でこの画像を禁止している。

 グーグルは12日、個人情報をねらったサイバー攻撃があったことや中国当局によるウェブの検閲について指摘。その上で、中国向けサイトでの検索結果の検閲を中止することを発表し、世界最大のオンライン市場である中国から撤退する可能性もあることを示唆していた。

「Tank Man」の写真は、1989年の中国当局による民主化運動弾圧の際に撮影されたもので、世界中のメディアのトップに掲載された。しかし、天安門事件に今もなお非常に神経質な中国では、この写真の掲載は禁止されている。

 13日現在、Google.cnで検索したところ、この写真は即座に表示された。一方、中国の人気検索サイト「百度(Baidu.com)」では表示されなかった。

 また、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世や、中国で非合法とされる気功組織「法輪功(Falungong)」などの検索結果もグーグルに表示されるようになっている。


NIKKEI NET(日経ネット):国際ニュース−アメリカ、EU、アジアなど海外ニュースを速報

クリントン米国務長官は12日、グーグルが中国からサイバー攻撃を受けたと説明している問題について「非常に深刻な懸念と疑念を抱く」とする声明を出した。「中国政府からの説明を期待する」とも言明。米政府がグーグルから経緯説明を受けたことも明らかにし、政府間で対応を協議する必要があるとの立場を強調した。

 そのうえでネット事業を適切に運営できる環境整備の必要性も力説。「現代社会と経済にとって決定的に重要な問題だ」と、サイバー攻撃の取り締まりや検閲の緩和・廃止など事態の改善へ中国政府の取り組みを訴える意向をにじませた。

 米政府は、今回の問題が米産業を代表する大手ネット企業の被害であることに加え、サイバー攻撃を受けたのが中国の人権活動家の情報だったことを深刻視している。今後は貿易摩擦や台湾への武器売却問題に加え、人権問題にも絡むネット事業の扱いを米中関係の懸案の一つと位置づける方向だとみられる。


【中国撤退】オバマ大統領はグーグル擁護の考え – ロケットニュース24(β)
オバマ氏が中国政府と摩擦を起こしているグーグルを後押し、さらに事件が拡大している。 英国のテレグラフは「グーグルは中国内で事業を撤収できるとし中国当局を圧迫している」と13日、伝えた。


Google対Baidu: 戦いの舞台は中国ではない, 世界だ
中国のインターネット企業が合衆国の優秀なインターネット企業を買いに出てきたときには、今週起きたできごとが合衆国政府にとって、それを阻止する大きな理由になりえるだろう。かつてアラブの企業が合衆国の港湾管理企業や金融企業を買おうとしたときも、そうだった。インターネットをめぐるグローバルな戦いは、次の10年でいよいよ過熱していく。そんなとき、検索巨人の今回の行動は、そういう意味で〔==政府に介入の口実を与える〕、実に巧妙で有利な副作用を、同社自身にもたらすだろう。


グーグル「中国撤退」の不可解な論理 | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 私は現在の状況を(東欧出身の人間らしい)うがった見方でこう捉えている。グーグルは悪くなりつつあるイメージを一新するための、肯定的な宣伝材料を必要としていたのだ(プライバシーに対する人々の懸念が高まっているヨーロッパでは特に、グーグルの企業イメージは悪化しつつある)。

 メディアからは非常に肯定的に大きく取り上げられるだろうし、経営にもそれほど大きくは響かない(中国におけるグーグルの市場シェアは約30%)から、中国向け事業は格好のスケープゴートなのだ。

 こう考えれば、セキュリティの問題を言い訳にしたのも分かる。撤退の真意を詮索されずにすむ最も簡単な方法だったのではないか。


中国:グーグル撤退を慰留 同業他社への影響懸念 - 毎日jp(毎日新聞)
中国外務省の姜瑜副報道局長は14日の定例会見で、インターネット検察エンジン最大手の米グーグルが中国政府の検閲廃止を求め、結果次第では中国から撤退すると表明したことについて「国際的なインターネット企業が中国で法に基づき業務を展開することを歓迎する」と強調し、同社を引き留める姿勢を示した。


Googleへのサイバー攻撃はIEの脆弱性を悪用――McAfeeが調査 - ITmedia News
米Googleが組織的なサイバー攻撃を受けたと発表した問題をめぐり、セキュリティ企業の米McAfeeは1月14日のブログで、この攻撃にはMicrosoftのInternet Explorer(IE)に存在する新たな脆弱性が利用されていたことが分かったと報告した。


Googleなどを狙った大規模攻撃、目的は各企業のソースコードか - GIGAZINE
Googleが先日、中国政府による検閲や人権活動家のGmailアカウントに対して高度に洗練された大規模なサイバー攻撃があったことなどが挙げた上で、中国から今後数週間で撤退する可能性があることを明らかにしましたが、この攻撃のもう1つの目的と思われるものが調査によって明らかになりました。

どうやら人権活動家に関する情報だけでなく、各企業が持つIT製品の根幹ともいえるソフトウェアの設計図「ソースコード」を狙ったものであった可能性があるようです。


NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース−各分野の重要ニュースを掲載
米インターネット検索大手グーグルが会員の電子メールへの不正侵入といったサイバー攻撃を受けていた問題で、米情報セキュリティー会社「アイディフェンス」は14日までに、攻撃元となったサーバーなどが中国政府関係者のものと同一だったとの調査結果を公表した。


asahi.com(朝日新聞社):米、グーグル問題で中国に公式抗議へ 検閲中止を協議 - 国際
国務省の当局者は14日、在米中国大使館の謝鋒主席公使に懸念を伝達。納得できる説明がなかったことなどから、外交ルートを使った正式な抗議表明に踏み切る。次官補は「懸念を伝えるとともに、何が起きたのかや、中国政府の今後の対応について説明を求める」と語った。


IT大手に中国撤退再検討を要請 米議員、MSは拒否 - 47NEWS(よんななニュース)
米下院の共和党議員のグループは14日、通信機器大手シスコシステムズ、ソフトウエア最大手マイクロソフト(MS)、インターネット検索大手ヤフーの情報技術(IT)企業3社に対し、中国から撤退を検討しているグーグルを見習って同国での事業を再検討するよう要請した。ダウ・ジョーンズ通信が伝えた。  
このうちMSのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は同日、「われわれが中国にとどまり、(現地の)法律にのっとって事業を継続していくことは明白だ」と述べ、撤退を考えていないことを明らかにした。欧米メディアが伝えた。


Googleを狙った中国のサイバー攻撃、内部に協力者の可能性も - ITmedia News
Googleは、12月半ばに同社に対して仕掛けられたサイバー攻撃に、社員が協力した可能性かあるかどうかを調査している。2人の情報筋がReutersに語った。


クリントン米国務長官、中国からの撤退も示唆したグーグルに支持を表明:ニュース - CNET Japan
米国務長官Hillary Clinton氏は米国時間1月21日、中国政府がサイバー攻撃を調査することを求め、インターネットへの自由なアクセスが外交政策の最優先事項になると語ったと、複数の報道が伝えている。  
ワシントンD.C.で行った演説の中で、Clinton氏は次のように語った。「Googleの声明につながった行為について、中国当局が徹底した調査を実施することを期待している。(中略)中国当局には同国を発生元とするサイバー攻撃について説明する必要がある」


米国務長官、Google問題で中国に警告 - ITmedia News
米国務長官のヒラリー・クリントン氏は1月21日、インターネットの自由について行った演説の中で米Googleに対するサイバー攻撃について触れ、「中国政府による徹底的な調査とその結果の公開を期待する」と語った。  
約1時間にわたる演説で、同氏はインターネットの自由やセキュリティについて語り、中国、イラン、サウジアラビア、エジプト、北朝鮮などの国名を挙げ、こうした国によるインターネットの監視や規制といった行為は、国連の世界人権宣言に反するとして非難した。


関連サイト:

Google、中国からの大型サイバー攻撃に中国市場撤退も

Googleが中国から撤退も、検閲に加えて人権活動家のGmailアカウントに大規模な攻撃が発覚 - GIGAZINE

Google、中国事業閉鎖の可能性 言論の自由の問題めぐり - ITmedia News

中国からGoogleほか30社以上に攻撃:目的はソースコード | WIRED VISION

Adobeもサイバー攻撃の標的に、ネットワークに組織的な攻撃か - ITmedia News

おまえらいい加減にせんと無検閲のgoogle.com見せちゃうぞ! - アンカテ

さらば、わがチャイナ:クロサカタツヤの情報通信インサイト - CNET Japan

中国、今度はニュージーランドへのサイバー攻撃疑惑:ニュース - CNET Japan

米国務長官、中国政府に説明求める - Google中国へのサイバー攻撃に関して::SEM R

中国外交部、「中国のインターネット管理は国際社会では一般的」 (サーチナ) | エキサイトニュース

未だ迷走するgoogle問題 「中国と敵対する者にチャンスはない」のか?!: ぐり研ブログ

グーグルなど外国企業は中国の法規を尊重すべき=中国外務省 - FRIES Weblog

ワン日記: 1月29日早朝 グーグル問題(発端は昨年12月の米グーグルへのサイバー攻撃とそして検閲問題で中国事業からの撤退検討)、協議継続で一致=中国に懸念表明−米国務長官

米グーグルが中国国内でサイバー攻撃を受けたとされる問題 - personalsnet

Googleが中国から撤退も、検閲に加えて人権活動家のGmailアカウントに大規模な攻撃が発覚 - GIGAZINE - ITnews Online Blog

へんじがない、ただのひきこもりのようだ。 IT冷戦時代。

百度の停止はDNSレコードの不正変更が原因/Googleに続いてAdobeも「標的型攻撃」、すなわちスパイ型トロイの木馬の攻撃に遭っていた - ykkのセキュリティ、フォレンジック関連情報(自己啓発とモチベーション維持のために)

仮想記憶 Google,自主制限解除 中国政府の検閲に抵抗

中国が民主主義になるとき - Codeと世界とその間

5:50 pm - 関心空間

倉鉢徹のページ: Google中国撤退?

タグ:google
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