2009年02月20日

脳力(笑)

↓こういう神話にだまされないことはなかなか難しいな。
「生後3歳までに、脳の基礎的な能力はほぼ決まってしまう」


「脳力アップ」に要注意:日経ビジネスオンライン

分からないことだらけが実態

 人間の脳の生理的な活性を測定して画像化する脳機能イメージング法の発達で、脳の各部位の機能解明 につながるデータは増えた。だが、今も脳の実験の多くはネズミで行われている。人間の脳とは構造が大きく違うネズミでの実験結果を、そのまま人間にも当て はめるのは危険だ。また脳科学の分野も細分化が進んでおり、各部位の専門家はいても、脳の全体像を語れる者はいない。脳の研究は急速に進んでいるが、脳は まだまだ分からないことだらけというのが実際のところだ。

 脳力アップをうたう本に書かれていることを実践したり、商品を使ったりすること が脳に害を与えるわけではない。だが、上に挙げた神話を、さも実証された事実のように紹介する本や商品は少なくとも「誠実」とは言い難く、忙しいビジネス パーソンが本気で取り組む対象ではないだろう。

 哲学者、教育者という立場から、脳ブームに警鐘を鳴らすのは立教大学の河野哲也教授だ。河 野教授はあるビジネス系セミナーの団体から「名前を使わせてほしい」という依頼を受けたことがあるという。自分たちの権威づけのために大学教授のお墨付き を得ようとするセミナー団体は珍しくない。脳ブームの行き過ぎに警鐘を鳴らす学者に広告塔の役割を依頼するずさんさは笑うに笑えない。

 河野教授は「現在の脳ブームに骨相学ブームと同じにおいを感じる」と言う。

  骨相学は、脳の活動量の違いが頭蓋骨の形状や大きさに表れるとし、19世紀に大流行した。例えば、前頭葉が活発に働いている人は、その部分がよく発達して おり、額も広くなっているといった類の主張だ。骨相学は脳の機能を調べることから始まり、天才の作り方や犯罪対策、教育分野に援用されるようになった。そ して頭蓋骨から犯罪に走る可能性がある者を判別できるといった議論へ暴走した。

 脳ブームの中で根拠に乏しい神経神話が流布し、人々がそれに熱中する姿。そして、“脳科学者”が教育から政治、経済などの専門外の領域で自説を展開する風潮は確かにキナ臭さを感じさせる。

 大切なのは、安易な脳力アップに飛びつくのではなく、きちんとした脳科学のリテラシーを身につけることだ。



↓[これはひどい](はてな「脳」タグより)
朝カレーパンはアリだけど、朝カレーライスはナシ!!


J-CASTニュース : 脳にスイッチオン 「朝カレー」流行の兆し


mixiに「朝カレー部」登場、Youtubeには「朝カレーの歌」

   日本薬科大学教授で、東京・日本橋のクリニックを経営する丁医師は、カレーのスパイスと漢方の生薬に共通点があることに注目し、カレーが脳や 体に及ぼす影響を研究してきた。カレーを摂取すると脳内の血流が2〜4%増え、脳の「情報処理」を担当する部分の働きが活発になる――そのような実験デー タを得た丁医師は、

「カレーを食べると脳が活性化されるので、仕事や勉強の前にカレーを口にするのは理にかなっている。特に、午前中から頭をフル回転させる必要がある受験生にはぴったり」

と、朝カレーを食べることを推奨してきた。そんな薦めもあって、奥薗さんのような朝カレー派がじわじわ増えている。

タグ:science
posted by rawwell at 15:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 科学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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